不動産の付加価値というと、物なのか、営業の仕方なのか、
そういうことは当たり前であり、本日は違った場面での他の人から見た場合のケースを
お話ししながら、付加価値仲介のヒントになれば…というテーマで以下話そうと思います。
お休みの日は、心や体をリフレッシュさせたり、
家事に専念したり、飲んだりとされると思います。
そして祝日明けの朝は、
「さぁ、これからの一週間、また一気に頑張るぞ!」という気持ちで玄関を出ます。
同じ調子で気持ち良く出かけたのも束の間、
信号待ちをしている間に、非常に気分を害される行いに遭遇しました。
隣りで信号待ちをしていた中年男性が道に唾を吐いたのです。
その行為に気が付いた周りの方も、さぞ心が折れたことでしょう。
道路は公共の場です。
自分の家の床に唾は吐かないのに、なぜ公共の物は平気で汚してしまうのでしょう?
関西の出張でも歩行での喫煙があり、都内と比べても、差がございました。
優先席に関しても、私は座らないのですが、
若者だけでなく、大の大人が座っているのです。
知っている人が見ていなければ、というのは騙し騙しです!
国や文化が異なれば、自然と「マナー」に対する価値観も異なるでしょう。
日本でも関東圏と関西圏では文化が異なるように、
実際、「マナー」も異なっている部分があるように思われます。
どちらが「良い、悪い」でなく、誰であれ、不快な思いをさせられたり、
迷惑を掛けられたりしたくはないはずです。
その部分は、万国共通ではないでしょうか。
私たち日本人は、周りを海に囲まれた島国で暮らしています。
少ない限られたスペースで他者と共存しているわけですから、
「されて嫌な事は自分もしない」という、付加価値をもつことは、
仲介業務を全力で行う際の指針になると思います。