日本など先進国では、
産業の空洞化、リストラ、
賃金の抑制などが行われ、
格差が生じてきているわけです。
労働分野でも、
今までは国内の競争ですんだものが、これからは世界中の人を相手にした競争が繰り広げられるのです。
ですから今までは日本で仕事が出来ない人でも、有る程度の収入が得られ、ある程度の生活が見込めたのですが、今後は世界中の仕事が出来ない人と類似の収入しか得られなくなり、
厳しい生活が待っていることになるのです。そして、このような傾向は世界的な規模で進展しているのです。
ただ、実際に色々な人と情報交換などをしているなかで、多くの人が、
「なんとなく昨日と同じように今日を過ごしている」人が非常に多いのです。
1990年ころまでは国民の7~8割の国民は中流であると言う認識でしたが、現在は、年収300万円以下の下流と言われる人々が急増しています。そして将来はアメリカのように、上流は1%以下で、99%以上の国民は下流という構成に近づいていくといわれています。