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2017年3月17日 ブログ, 不動産コラム, 不動産集客

近年、自転車の増加に伴い、自転車と通行者との事故が多発しています。
これらは自転車専用道路が日本に少ないことや、
自転車が歩道を走ってもいいと
間違った考えをしている人が多いからです。
自転車の通行区分は、歩道または路側帯と車道の区別のある道路においては、
車道を通行しなければなりません。

先週、私は自転車で近くの買い物に行きました。

目的地に行くためには、どうしても歩道を通行せざるを得ない場所があります。
いつもここを通るたびに、「ここを走っていいのかな?」と思いつつ走っているのですが、
案の定、目の前に何か探し物をするようなしぐさで歩いている50~60代の女性がおりました。
その女性は、真っ直ぐ歩くのではなく、左右に動きながら歩いておりましたが、私は自転車の
ベルは鳴らさずに、その人の歩調に合わせて、ゆっくりと自転車を進めました。
むろん、自転車が歩道を走っているのですからベルを鳴らす行為など、もってのほかです。

突然、その女性が私に気付いて後ろを振り向き、はっきりとした大きな声で「すみません!」と言って
丁寧に頭を下げ、片側に寄って道を譲って下さいました。
ここまではっきり謝罪をされたのは初めてです。

私も慌てて、「こちらこそ申し訳ございません。ありがとうございました」と答えましたが、
気持ちの良い女性の声に、とてもいい気分になれました。
挨拶を交わす大切さを改めて感じた次第です。
「ありがとうございます。」という言葉の響きの良さにかなうものはありません。

スマホに夢中になっている老若男女は注意をしなければなりません。
駅のホームや電車の乗り降りの時など、他人の通行をを妨げているにもかかわらず挨拶のひとつも
できない人が多すぎます。
こんなときこそ、「すみません」という言葉や「ありがとう」という言葉が、自然に出てもよいはずですが、
言葉にできない、気付かない人が多いというのは時代の流れなのでしょうか。
何とももったいないことです。

この間、斉藤茂太さんの本を読みましたが、
そこには「ありがとうを言うとストレスが無くなる」とありました。
今の若者は、「どうも」という言葉だけで「ありがとう」と言ったつもりになるようだが、
はっきりと「ありがとう」ということが大切だと書かれておりました。

他人から良い事をして頂いた証ですから、
私も意識をして「ありがとう」と言える環境を整えます。