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2017年7月29日 ブログ, 不動産コラム

建設業を経営するOさんは自宅兼作業場と社員の寄宿舎を担保に、運転資金を借り入れていました。長引く不況の影響で、売り上げの減少により債務が重たく経営を圧迫していました。

社員の一部にも辞めてもらうなど、経営努力を続けていましたが、支払いが滞る事となり債権者より差し押さえを受けることとなりました。

債権は保証会社へ移り、相談者の依頼を受け、保証会社との任意売却の交渉をスタートさせました。

幸いなことに債務者と債権者の間には特別な問題もなく、更に保証会社の担当者は過去に何度となく、交渉をさせて頂いている方でした。

差し押さえを受けるに至った時の担保債務は、既発生利息や遅延損害金を含めて約9,950万円ありましたが様々な交渉の結果、約6,500万円を弁済することで債権者との合意を図ることが出来ました。

作業場の移転費用や住居の引越費用も捻出する事が出来て、会社を縮小し存続する事で再出発する事が出来たケースです。