リーマンショック以降、受注が激減し、経営が低迷。自宅を担保に借りた運転資金の返済が滞り、督促状や催告書が届くようになりました。金融機関担当者からも返済を迫られ、いつしか届いた郵便物を開けなくなっていました。そんな中、親戚から「あなたの家が競売に出ている」と連絡がありました。突然のことでパニック状態になってしまいましたが、次の日には落ち着いてネットで情報収集をしていたところ、見つけたとご相談いただきました。
ご提案内容と解決方法
Kさんに届いた書類を確認していただくと競売の期間入札通知書がありました（競売の期間入札通知書のサンプルはこちら）当協会で急いで債権者に連絡を取り、なんとか任意売却に合意していただくことができました。債権者からは早期解決を求められたため、レコの協力不動産会社への売却で話をまとめることになりました。
任意売却後の生活
Kさんは東京都世田谷区のご自宅近くの賃貸アパートに引越しされ、今は残債を毎月5,000円ずつお支払いされています。当協会のアフターサービスの一環で、職業安定所への登録補助や職業訓練のご紹介を致しました。現在は転職活動をされているそうです。
ご感想
どうせ借金は返せないから督促状は見なくても変わらないと思っていました。ただ、全任協の担当者から書類の種類も様々で、届いた書類（が送られてくる時期）によっては任意売却が不可能であったと言われ、背筋が凍りました。今は無事に任意売却も終わり、生活を安定させるために一日も早く仕事に就けるよう頑張っています。
