SFで描かれていた近未来図は、もうすでに現実のものとなり始めています。
技術革新で人間の仕事の8割が消滅するともいわれていますが、
意外にも真っ先にそのターゲットになっているのは、意外なことに医療界と言われています。
患者の症状や年齢や性別、体重、病歴などの個人データを入力するだけで、AIが病名を特定したり、
適切な治療法を提案してくれ、ミリ単位の精密さで手術をこなすAI搭載ロボットも誕生しており、
これからは世界トップレベルの医師の技を持つロボットが手術をするのが通常となっていくことが予想されます。
金融業界ではすでに「仕事消滅」という事態が起き始めていて、みずほFGではAIなどのIT技術を活用することで、
全従業員の3割ほどにあたる1万9000人分の業務量を減らすことを決定しました。
最近では喰いっぱぐれる心配がないとして、子供が幼少期からシステムエンジニア(SE)や
プログラマーなどIT資格の勉強をさせる親も多いですが、これも無駄になる可能性が高いとされています。
AIが深層学習(ディープラーニング)する能力を備えるようになったことで、
人間のSEがわざわざシステムを作らなくても、AIが自動的にシステム構築できるようになりました。