金融業界が提供するサービスは、FinTechの登場により10年前に比べれば桁違いに
「安い、早い、便利」が実現されてきました。
しかし、サービスを受ける側にはほとんど進歩がないといえます。
今の日本は金融教育の体制がほとんどといって整っていません。
少子高齢化や人口減少が進む日本において、
現代の人間は両親や祖父母の世代とは違う日本を生き抜かなければいけないでしょう。
海外に目を向けると小学校から“お金”を義務教育で教える国が出てきています。
今後、英語やITスキルのプログラミングが小学生の必修科目になっていくのと同様に、
金融教育も重視すべきではないでしょうか。
「金融」と一言で言っても、それは投資だけを指す訳ではありません。
金融の知識を持つことで、詐欺などの被害から身を守り、
自身で資産運用をすることで経済的余力を生み出し、
お金の悩みから開放されることが最終目標です。
未来の子どもたちがもっと自由に新しい生き方の選択肢を考えるためにも金融知識は必要不可欠であると考えられます。