近年の社会の風潮や女性の働き方も変わり、
夫婦共働きが一般的になってきました。
そうなると、一家の大黒柱や家長という概念も希薄になり、家計のお財布も一つではなく、
二つ存在している家庭が多くなります。
家計を一つにして管理する最大のメリットは、経済的な透明性が高く合理的に貯蓄することができることです。
ただし、お財布を一つにするデメリットは、お互いの所得が明らかになるため、
自由にお金を遣いづらくなる、相手に管理されているような気になる、などもあります。
共同財布を作り、さらに自分の自由になるお金が持てるほどの経済的余裕がない場合は、
いったんすべてを合算して、互いに同額ずつあるいは給料の金額の割合に応じて、お小遣いをもらう方法もあります。
長年やってきた夫婦が、例えば、出産や親との同居・介護など、
生活パターンが変わるタイミングなど、それぞれの考え方や事情があります。
どれが最適かは家庭によりますが、一つ確かなことは、初めが肝心だということです。