日本で最もアイス消費量が多い都市はどこでしょうか。
2011年から2017年までの7年間で、5回首位をとっているのが石川県金沢市、
残り2回は富山県富山市となりました。
なぜ寒い北陸勢が高い水準となっているのでしょうか。
石川県、富山県とも日本海に面する北陸地方ゆえ、一般には寒いイメージがあります。
ところが、年間平均気温ランキングをみてみると、
石川県 第33位(14.6度)、富山県 第36位(14.1度)と、
年間に均してみるとそれほど低くはない結果が出ています。
石川県金沢市は「弁当忘れても、傘忘れるな」と言われる雨が多い地域です。
年間雨日数ランキング(2010年)では、石川県第1位、富山県は第2位でした。
逆にアイス消費量が最も少ない県は沖縄県と意外な結果でした。
一般社団法人アイスクリーム協会によると、
アイスクリームは 気温が22~23Cを超えるとよく売れ、
30Cを超えると氷菓やかき氷が売れるようになると言われており、気温と密接な関係にあるとされています。
7-9月の沖縄は最高気温30℃前後。
最低気温との差が少ないとなると、
喉が乾くアイスクリームより、もっとサッパリしたものが欲しくなるでしょう。
データから見る根拠と、各地域の文化の違い等面白い結果となりました。