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「ひ」の不動産用語
  • 表題部(ひょうだいぶ)
  • 不動産登記簿は、1個の不動産ごとに1組の登記用紙を使用し、多数の不動産の登記用紙をまとめて1冊のバインダーに綴じ込んだものである。この1組の登記用紙において、不動産の物的状況を記載した部分のことを「表題部」と呼んでいる。

  • ピッキング(ぴっきんぐ)
  • 特殊な器具によって鍵を使わずに玄関扉などの錠を開ける技術、または不正に解錠して侵入窃盗を行う手口を指す。「Picking」の語源は英語で「こじあけること」。先端が耳かきのような金属製の器具=ピックを鍵穴に差し入れて解錠する方法は、もともとは錠の故障や鍵の紛失で締め出された時などに、錠前師が解錠する技術だった。この技術を窃盗団などが身につけて悪用した結果、侵入窃盗の被害が急増した。

  • 表示登記(ひょうじとうき)
  • 不動産登記簿の表題部に記入される登記のことである。不動産を特定し、不動産の物理的状況を把握するための事柄を記入する登記である。建物登記簿の場合には、表示登記事項は「所在、家屋番号、種類、構造、床面積」である。土地登記簿の場合には、表示登記事項は「所在、地番、地目、地積」である。なお、建物を新築した場合には、1ヵ月以内に表示登記を行なう義務がある。

  • 引き渡し(ひきわたし)
  • 売買の場合、契約の時に支払った手付金を除いた残金の支払いと引き換えに、不動産が売主から買主の手に移ること。法的には「占有」できる状態になることを引き渡しという。仲介会社を通して買った場合は、この時に仲介手数料も精算する。賃貸の場合も前家賃や仲介手数料などを精算して引き渡しを受ける。不動産では、通常の商品のようにモノ自体をやり取りすることができないので、鍵を渡すことをもって引き渡しになる。

  • 光ファイバー(ひかりふぁいばー)
  • ガラスやプラスチックの細い繊維を芯として光をとおす通信ケーブルのことである。通信データを光の信号でやりとりするため、高速・大容量の情報通信が可能になる利点がある。

  • 光触媒(ひかりしょくばい)
  • 光を照射することで一定の化学反応を促進する触媒。光触媒になるものには半導体と色素(有機金属錯体)がある。最近注目されているのは、光を当てると活性化して、表面に付着した物質を酸化分解するn型半導体の二酸化チタン(チタニアともいう)を使ったもの。脱臭、殺菌、汚染防止、有害物質の除去、鏡の曇り止めなどの機能があり、空気清浄器、建物の外壁などの用途が多い。葉緑素(クロロフィル)も光触媒の一種。

  • ビオトープ(びおとーぷ)
  • 人間の生活環境に近いところで、安定した生態系を持つ多様な動植物の生息空間。ドイツ語「biotop」の訳語。「bio(ビオ)」は生物、「top(=topo、トープ)」は「〜の場所」を意味する。たとえば、清涼な水の必要なホタルやトンボが棲む沼池など。里山と小川など、昔懐かしいどこにでもある風景に近いイメージ。自然の生態系を学ぶために作られた学校の庭、製造業工場の緑化事業の手法としても活用されている。

  • ヒートブリッジ(ひーとぶりっじ)
  • 断熱された建物の外壁などに、部分的に熱を伝えやすい物や状態があること。その部分から橋を渡るように熱が出入りすることから「heatbridge=熱橋」という。木造や鉄骨の軸組工法で外壁に断熱材を充てんしている場合、柱や梁などが熱橋になる。またマンションでは、鉄筋コンクリートの壁や床のうち、室内側と外側が直接つながっている部分を「構造熱橋」、低温となる場合を「冷橋」、暖かい場合を「温橋」という。

  • ヒートアイランド現象(ひーとあいらんどげんしょう)
  • ビルやマンションなどの建物や自動車から出る排熱、アスファルトからの放熱などが大きい都市部では、郊外に比べて気温が高くなる。こうした地域で気温の等高線(等温線)を描くと、高温部分が島のように都心部を取り巻く形として表れることからヒートアイランド現象と呼ばれる。都市高温化ともいう。生活環境が悪化するとともに地球温暖化を助長するという側面もある。省エネルギーや建物の断熱・緑化が熱の低減に役立つ。

  • PL法(ぴーえるほう)
  • 製品の欠陥によって被害を受けた場合の製造業者の責任を定め、消費者の保護をはかるための法律。製造物責任=「ProductLiability」を省略してPLという。消費者が生命、身体、財産に被害を受けたことを証明すれば、欠陥についての故意・過失がなくても製造者は賠償の責任を負う。対象は製造・加工された動産で、住宅のような不動産は含まない。ただ、工場生産された内外装材や設備などの住宅部品はPL法の対象。