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「ら」の不動産用語
  • ラッチボルト(らっちぼると)
  • 空錠(そらじょう)に用いられる先端が三角形のボルト。「から締め」「仮締め」ともいう。通常はスプリングの力で錠面から常に突き出すように付けられているが、戸を閉めかけた時に、ドア枠側に付けた受け座(ストライク・プレート)のふち(リップ)に当たってボルトが押し戻される。完全に戸が閉まると受け座の穴にボルトが滑り込んで自動的に戸が固定される。開ける時は把手を回転させてボルトを引き入れることで空錠を解く。

  • ラドン(らどん)
  • 原子番号86番の元素「Rn」で、自然界に存在する放射性ガスのひとつ。地中のウラン鉱物(ウラニウムU238)が崩壊する過程で発生し、地面から空気中に上昇、建物内にも入り込む。ラドンの崩壊生成物を吸入することで、人体が放射能に曝露され、肺ガンなどの悪影響をもたらすとされる。ラドン濃度の単位はベクレル(Bq/立方メートル)。ドイツでは室内濃度が100Bq/立方メートルを超えないように適切に換気することを求めている。

  • ラーメン構造(らーめんこうぞう)
  • 建物の構造躯体(骨組)の種類のひとつ。柱と梁の接点が変形しにくい「剛」接合になっている構造のこと(山形の接点もある)。剛接骨組構造、剛接架構とも訳される。ラーメン(rahmen)はドイツ語で「額縁」という意味。耐力壁や筋交いを入れなくても、地震などの横揺れに耐えられる構造なので、壁のない自由な空間を作ることができる。低層から超高層まで幅広く対応できる構造で、鉄骨造や鉄筋コンクリート造が一般的。

  • ライフサポートアドバイザー(らいふさぽーとあどばいざー)
  • 生活援助員。略称は「LSA(Life Support Adviser)」。シルバーハウジング(高齢者世話付き住宅)などの公営住宅に住む高齢者に対して、見守りサービス(安否の確認)、生活指導や相談、緊急時の対応、関係機関との連絡、コミュニティづくりの支援などを行う。LSAの設置基準は30戸当たりに1人。所属は社会福祉法人などで、ホームヘルパーや介護福祉士などの資格を持っているケースが多い。

  • ラッチ(らっち)
  • 吊戸棚や家具などの軽量の扉に付ける締まり金具である空錠(そらじょう)の一種。英語の「latch」には、掛け金、つめの意味もある。通称「ごんべ」「ぱっちり(bullet catch)」「キャッチ錠(transom catch)」ともいう。マグネット式、スプリング式などがある。地震の際に収納物が外に飛び出さないように扉がロックされるものを「耐震ラッチ」といい、食器棚やキャビネットの扉などに付けられる。

  • ラドバーン方式(らどばーんほうしき)
  • 街づくりの手法のひとつで、住宅地内における歩行者と自動車のアクセスを完全に分けた歩車分離型の代表的な考え方。車路をクルドサック(袋小路)形式にして外部からの通過交通を抑制し、人が各住戸から学校・公園・商店などへ行く場合は緑地のある歩行者専用道路を通る。交通安全対策と緑化スペースの確保を両立。米ニュージャージー州ラドバーン地区で1920年代に設計され、日本のニュータウン開発にも大きな影響を与えた。

  • 欄間(らんま)
  • 天井と鴨居の間にある小壁に、通風や採光を目的に設けた開口部のこと。欄間の形は、枡形やひし形などの格子組みタイプ、板の上下にすき間を開けたり透かし彫りを入れたタイプ、小型の障子を入れたタイプ、くしの歯のような細かい縦線の入った「筬(おさ)欄間」などがある。部屋と部屋の境目に入れるものを「間越し欄間」、部屋と縁側の間に入れるものを「明り欄間」といい、それぞれの部屋に空間的な連続性をもたせる役割もある。

  • ライトコート(らいとこーと)
  • マンションの採光のために設けられた光庭のこと。ライトウェルともいう。ようかん型マンションの中住戸は南北2面しか開口部がとれず、住戸の中央にあるキッチンや浴室などの水回りに窓がない。中住戸の間にライトコートを設けることで、水回り部分にも通風、採光用の窓が付けられる。ただし、高層マンションになると、1〜2階の低層階までは光が届かないケースが多い。外廊下側に玄関ポーチとセットで設けることも増えている。

  • ラジエントヒーター(らじえんとひーたー)
  • クッキングヒーターのうち、フラット天板(スムーズトップヒーター)の一種。ニクロム線を熱源とし、強化ガラスで覆っている。加熱方法は伝導熱と輻射熱。赤く発光するなど、見た目はハロゲンヒーターと似ているが、十分に熱くなるまでは赤くならないので要注意。熱のたちあがりはやや遅く、余熱が残る。鍋の素材を選ばないので、IHヒーターやハロゲンヒーターなどと組み合わせて補助的に用いられることが多い。