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「ろ」の不動産用語
  • ローン契約(ろーんけいやく)
  • 住宅を購入するとき、金融機関と住宅ローンの借入について契約することを指す。正式には「金銭消費貸借契約」、「金消契約」と略すことも。以前は連帯保証人が必要だったが、現在は保証会社に保証料を支払う代わりに保証人は不要になった。ローン契約を申し込む時には、金融機関によって3〜5万円程度の事務手数料がかかる。契約に当たって、給与証明書や納税証明書など収入を証明するもの、売買または工事請負契約書、登記簿謄本などの書類が必要になる。

  • ローン破綻(ろーんはたん)
  • 会社の倒産やリストラ、給与カット、事業の失敗などによって収入が大幅に減少した結果、住宅ローン、つまり借金が支払えなくなること。自宅を売却してローンを清算できればいいが、売却価格よりローン残債が多い担保割れの状態になると売却は難しい。一定の延滞期間を超えると、金融機関は抵当権を実行して資金の回収を図る。住宅を処分しても清算しきれなかったローンが免除されるわけではない。自己破産しない限り返済は必要。

  • 老人保健施設(ろうじんほけんしせつ)
  • 病状の安定している高齢者向けに、医療ケアと日常の生活サービスを提供することによって、家庭への復帰を目指す施設。医療機関の一種で「老健」と略す。対象者は、入院治療までは必要ないがリハビリテーションは必要な老人など。1988年から運営開始。利用者が入所している期間に応じた定額払い方式なので、過剰な投薬などの弊害が減り、慢性疾患をかかえた老人への生活指導を重視した医療が進んでいる。介護保険の対象施設。

  • 路地状部分(ろじじょうぶぶん)
  • 変形敷地の一部で、道路に接している間口の幅が狭く、細長い通路状になっている部分。「敷地延長」ともいう。路地状部分を含む敷地を「袋地」や「旗竿敷地」と呼ぶ。建築基準法では「建物の敷地は4m以上の道路に2m以上接する」という接道義務を設けているが、地方自治体によっては、独自に条例を定めて、路地状部分の間口と奥行きの関係を制限している。また、路地状部分がある敷地は税務上、不動産鑑定上の評価が下がる。

  • ロックウール(ろっくうーる)
  • 玄武岩などの天然鉱物や高炉スラグ(製鉄業の副産物として発生する鉱物滓)を主原料として人工的に作られた無機質系繊維。繊維の太さは平均3〜5ミクロンで、断熱材、保温材、吸音材、耐火被覆材料などに使われる。吹きつけ用の粒状綿タイプと、ボード状・フェルト状・マット状などの成形品タイプがある。成形品の結合材としてフェノール系樹脂などが含まれる。耐熱性が高い。はっ水性があるため内部結露がしにくいといわれる。

  • ログハウス(ろぐはうす)
  • 丸太=ログ材を積み上げて壁を構成する工法のこと。丸太組工法ともいう。丸太自身が骨組になり、外装材・内装材も兼ねている。建築基準法では2階建てはできないため、平屋建てか、傾斜屋根の小屋裏空間を生かした2層式が主流。ログ材のカットの仕方によって、ハンドカットとマシンカット、あるいは丸ログと角ログなどの種類がある。またメーカーに注文建築で依頼する場合と、キットを輸入してセルフビルドで建てる場合がある。

  • 路線価(ろせんか)
  • 都市部などにある主要な道路に面した土地の税務上の評価額を、1平方メートル当たりの単価で表したもの。相続税や贈与税を算出するときの基準になる。国土交通省が発表している公示地価の8割の水準を目安に専門家が評価して、国税庁が毎年夏ころに公表。全国の税務署や国税庁ホームページで路線価図を閲覧できる。全国約40万地点の標準宅地の平均路線価と、都道府県庁所在地の最高路線価は新聞で公表される。

  • ロフト(ろふと)
  • 屋根裏のこと(loft)。もともとは、納屋や馬小屋で干し草などを蓄える二階に相当するスペースを意味する。また、教会や講堂の中二階や桟敷、倉庫や工場の最上階のスペースなどを指す。傾斜屋根の小屋裏空間にある部屋は「アティック(=attic)」、小屋組みのすき間を利用したもので特にみすぼらしい感じがする部屋を「ギャラット(garret)」という。最近ではワンルーム・アパートの天井の低い中二階もロフトという。

  • ロータンク(ろーたんく)
  • 水洗トイレで洗浄水を供給するために一定量の水を貯めておく水槽で、底部が便座と同じ程度の低い位置にあるタイプ。高い位置にあるタイプは「ハイタンク」という。中央部に穴の空いたすり鉢状の蓋と吐水口がある「手洗い付きタンク」と「手洗いなしタンク」がある。タンクの設置方法は、便器に直接付ける「密結タイプ」と、壁のコーナー部に付ける「隅付けタイプ」がある。最近は貯水の不要なタンクレス型も登場している。

  • ローム層(ろーむそう)
  • 主に火山灰が風化・堆積してできた地層のこと。赤褐色の火山灰質粘性土なので俗に「赤土」ともいう。「ローム(loam)」自体は、砂・シルト(粘性土)・粘土などが含まれた混合物を意味する。レンガの原料にもなる。ローム層は水分を多く含んでいるが、均質でよく締まっているため比較的強度は高い。ただ、強度には地域差があり、一度掘り崩して盛土すると沈下しやすくなる。全国的に広がっており、関東ローム層が有名。