お問い合わせ

トラストコンシェルジュは不動産屋さんの不便を便利にするために作成された、ホームページを提供しています。インターネット不動産でお困りのことがございましたら、トラストコンシェルジュにお任せください!

「し」の不動産用語
  • 自筆証書遺言(じひつしょうしょゆいごん)
  • 遺言を残す人が自分で全文を書き、日付と氏名を署名して押印するもの。証人が不要で、遺言書を作ったことを秘密にしたまま手軽に作成できるというメリットがある。特別な費用もかからない。ただ、きちんと保管しておかないと見つからなかったり、紛失、偽造のおそれもある。遺言の内容に不満を持つ相続人が本人の自筆かどうか争いを起こす可能性もある。また、相続開始後に開封する場合は家庭裁判所の「検認」という手続きが必要。

  • 自己資金(じこしきん)
  • 不動産の取得にかかわる資金の調達手段のひとつで、自分で用意することを自己資金という。そのほかの資金調達の手段は、金融機関からの借入金や不動産証券化などの場合の出資金がある。自己資金には、購入代金として使う頭金の他に、税金やローンにかかわる事務手数料、仲介手数料、保険料などの諸費用が含まれる。自己資金が多いほど借金の返済リスクも減るので、自己資金の割合をどうするかが資金計画を立てる時のポイントになる。

  • 地盤改良(じばんかいりょう)
  • 軟弱地盤の支持力を増したり、沈下を抑えるために、セメント系の固化剤と土を混合・かくはんして固めることによって地盤自体の強度を高めること。代表的な手法には、建物の下部全面にわたって深さ1〜2mまでの土を固める「表層改良工法」と、2〜8m程度の深さまで円筒型に固めたものを数カ所入れる「柱状改良工法(深層かくはん混合工法・ソイルセメントコラム工法)」の2つがある。後者は超軟弱地盤のケースに採用される。

  • 地業(じぎょう)
  • 基礎構造のうち地盤に対して行う工事のこと。割ぐり地業や杭打ち地業などがある。「地形」とも書く。割ぐり地業は、根切り底(基礎底盤を敷くために土を掘削した一番深い部分)を突き固めた後に、割ぐり石(岩石を打ち割って作った小さい塊状の石材)の小径のほうを下にして敷きつめた上から砂利を撒いてさらに突き固めるもの。直接基礎の地業としては、もっとも一般的。杭打ち地業は、杭基礎の場合に杭を建て込む工事のこと。

  • 人造石(じんぞうせき)
  • 天然石に似せた人工的に造った模造石のこと。花崗岩、大理石、石英、蛇紋岩などの砕石にセメントや砂、顔料を混ぜて塗装、または成形したもの。建築の仕上げ材としては、パーライト(人工の軽量骨材)を用いたカルチャードストーンやテラゾなどが知られる。セメントの代わりに合成樹脂で固めたタイプも増えている。また、合成樹脂に顔料を混ぜて石調の模様を出した人造大理石は、キッチンの天板や浴槽、洗面ボウルなどに使われる。

  • 譲渡税(じょうとぜい)
  • 税法上は「譲渡税」という名称はない。譲渡所得に対して所得税と住民税がかかるが、不動産の場合は通常の所得税・住民税とは別の分離課税になり、税率も違う。このため不動産の譲渡所得にかかわる税金として、一般に「譲渡税」または「譲渡所得税」と呼んでいる。また、別表のように長期譲渡所得と短期譲渡所得では課税方法が異なり、所有期間が短いほうが税率が高くなっている。なお、マイホームを売った時には各種の特例がある。

  • シングルレバー混合水栓(しんぐるればーこんごうすいせん)
  • お湯と水をひとつの吐水口から出す水栓金具で、操作を1本のレバーで行うタイプ。レバーを左右に動かして湯温を、上下に動かして吐水・止水の操作と水量の調節を行う。片手で簡単に使え、調節も自在なので、とくにキッチン用の水栓金具として主流になっている。洗面用としてもよく用いられる。従来は操作方法がメーカーによって違うなどの混乱もみられたが、安全性などへの配慮から統一されるようになった。

  • 上棟式(じょうとうしき)
  • 軸組工事の最後に棟木を上げるときに行う儀式。「建前(たてまえ)」とも呼ぶ。工事の無事を祈念する、職人の儀式という意味あいを持ち、棟梁が取り仕切る。棟木を上げ終わった後、その上に丑寅(北東)に向けて「幣束(へいそく)」を立て、破魔矢を飾って魔除けとし、四隅の柱に酒・塩・米をまいて清める。式の後は「直会(なおらい)」と呼ばれる小宴席を設けてお酒をふるまったり、施主から工事関係者へ祝儀を渡すこともある。

  • 真壁(しんかべ)
  • 住宅の壁の作り方の一種。柱や梁などを室内から見えるように露出させる手法のこと。構造材が、そのまま内容仕上げ材としての役割を果たす。構造材の通気はとれるが、壁に厚めの断熱材を入れるのは難しい。これに対して、ボード類や塗り壁で柱を覆ってしまい表面から見えなくする手法を「大壁(おおかべ)」といい、こちらのほうが最近の主流。ツーバイフォーやプレハブの和室では、大壁に化粧用の付け柱を張ったものがほとんど。

  • 承諾料(しょうだくりょう)
  • 借地権付建物の所有者が、自宅を売る場合や建て替え、増改築をする場合に地主から請求される可能性のあるお金のこと。借地権付で自宅を売る場合は、借地契約の名義書き換え料という名目で借地権価格の1割程度を支払うケースが多い。建て替えでは、建物の種類にもよるが、木造からRC造にするような場合は用途変更になり、売却と同様に承諾料は1割程度。増改築の場合は借地契約の内容によって1〜5%程度と変わってくる。