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「た」の不動産用語
  • 畳床(たたみどこ)
  • 畳の台(芯材)となる部分。縦横に重ねた稲藁(いなわら)を麻糸等で縫い固めたものだけを使う藁床、ポリスチレンフォーム(発泡スチロール)やインシュレーションボードなどの新建材のみを使う建材畳床、藁と新建材を組み合わせたサンドイッチ畳床の3種類に分けられる。藁床以外を化学床という。建材畳床は軽くて断熱性があり、現在もっとも普及している。なお、床部分に本畳を敷き込んだ床の間の一形式を指す場合もある。

  • 代理(だいり)
  • 不動産会社と取引するときの取引態様の1つ。売主や貸主に代わって取引の交渉を行う会社(エージェント)。買主や借主との契約も行う。新規分譲の営業活動を含めて行う場合は販売代理という。販売代理の不動産会社を通して購入する場合、買主は売買代金以外の手数料を支払わないで済むのが普通。ただ、宅建業法上は販売代理の会社が買主から手数料を取ることを禁止してはいないため、まれに手数料を請求されるケースもある。

  • 大規模開発(だいきぼかいはつ)
  • 広い敷地に何棟ものマンションや一戸建てを計画的に配置し、ショッピングセンターやスポーツジムなどの生活利便施設を併せて開発した団地(住宅系の場合)。面開発、環境創造型開発ともいう。新規開発と再開発がある。さらに、複数の行政区画にまたがるほど規模が大きくなり、学校や行政の出張所、事業用建物などを含めた開発を行う場合はニュータウンと呼ぶ。東京の多摩ニュータウン、大阪の千里ニュータウンが代表的。

  • 畳(たたみ)
  • 和室に敷き詰める代表的な床材で、台になる畳床(たたみどこ)に畳表をかぶせて縁(へり)で留めたもの。縁なしタイプもある。調湿機能はあるが、虫干しなどの手入れを怠るとダニが涌きやすい。1967年ころ、公団の団地で畳敷きの部屋からダニが大量発生した事件を境に、稲わら(いなわら)を使う伝統的な畳に代わり、ダニの繁殖しない新建材を台に使った化学畳が普及。一般に現在の稲わらの畳には、裏側に防湿・防虫加工紙が付く。

  • 太陽熱温水器(たいようねつおんすいき)
  • 太陽熱を活用した給湯システム。タタミ2畳程度の大きさの集熱器に、水を通過させながら太陽熱によって温め、貯湯タンクにお湯を蓄えて給湯用に使うしくみ。集熱器と貯湯タンクが一体型で、屋根の上などにこう配を設けて設置する。動力を使わずに集熱器の中をお湯が循環することから「自然循環型」と呼ばれる。ソーラーエネルギー利用機器のうち、もっとも初期から登場しているもので、「ソーラー温水器」ともいう。

  • 耐火構造(たいかこうぞう)
  • 壁・柱・床・梁・屋根・階段などの主要な構造部分が、一定の耐火性能を持った構造のもの。一定の耐火性能というのは、通常の火災が起きてから30分から3時間以上の間、建物が倒壊したり他に延焼したりしない性能を持っていることをいう。建物部位や階数ごとに別表のように時間が決められている。一般的には、鉄筋コンクリート造、レンガ造、コンクリートブロック造などの建物で、分譲マンションなどがこれに当たる。

  • 建売住宅(たてうりじゅうたく)
  • 新規分譲の一戸建てのこと。住宅を建ててから売る、または建物付きで売ることから「建売」という。建売住宅といっても、実際に建物が完成してから売るケースよりも、青田売りのケースのほうが多い。販売時点ではまだ基礎もできていないことも珍しくなく、「建て売り」というより「売り建て」といったほうが現実に近い。ただ「売建住宅」というのは、一般に「建築条件付き土地分譲」をさしており、建売住宅とは法律上もまったくの別物。

  • 竹小舞(たけこまい)
  • 伝統的な和風住宅の土塗壁の下地に使う細長い材のこと。「木舞」とも書く。柱に小穴をあけて間渡し竹を30cm間隔で組み、その間に小舞竹(割竹)を縦横3〜4cmの格子状にシュロ縄で編んで、その上から塗り壁用の粘土を塗り込める。小舞を使った純和風の真壁造りの工法を「竹小舞下地壁」という。釘止め用の竹小舞も工場生産されている。塗りが厚い場合や土蔵などの場合は、竹の代わりに木を用いた「木小舞」にすることもある。

  • 太陽光発電(たいようこうはつでん)
  • 太陽光のエネルギーを生かして発電するシステム。「ソーラー発電」ともいう。光エネルギーを直流電気に変換する太陽電池パネル、発電した直流を交流に変換するインバーター、分電盤、電力量計などからなる。住宅などの太陽光発電システムと電力会社の両方の電気を使えるようにすることを「系統連携」といい、家庭で発電して余った電気を電力会社に売却(売電)することもできる。住宅へ設置する時には公的な補助金等が出る。

  • 第1種中高層住居専用地域(だいいっしゅちゅうこうそうじゅうきょちいき)
  • 都市計画法で決められた用途地域のひとつ。中高層住宅のための良好な住環境を保護するための住居系の地域。低層住居専用地域のような絶対高さ制限がないので、容積率に応じて4階建て以上の中高層マンションなどが建築できる。飲食店や店舗は2階建て以下で床面積500平方メートル以内ならOK。大学や病院、2階以下で床面積300平方メートル以内の独立車庫も建築可能。ゴルフ練習場・パチンコ店などの遊戯施設、ホテルなどの宿泊施設は不可。