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「た」の不動産用語
  • 畳縁(たたみべり)
  • 畳表の長辺側を畳床に固定するために縁取るように縫い付ける布。布の種類は綿、麻、絹、化学繊維など。黒・茶・紺などの無地縁、大小の文様が付いた柄縁がある。中世までは色や柄が格式を表した。畳縁の幅は、通常、畳床の厚さの約半分。畳縁のない畳を「縁無し畳」あるいは「坊主畳」といい、柔道場の敷き畳用、空間を広く見せるためなどに使われる。板の間の一部に、縁無しの琉球畳などを置き畳として用いる場合もある。

  • 宅配ロッカー(たくはいろっかー)
  • 不在のときでも宅配便を受け取れるようにしたロッカー型の装置。宅配ボックスともいう。宅配業者がロッカーに荷物を預け入れ、不在配達票を届け先住戸の郵便ポストに投かんする。帰宅した居住者は、住戸ごとに登録された暗証番号を指定のロッカーに入力して荷物を受け取るしくみ。機械制御とコンピューター制御などの方式がある。最近は、書留郵便物対応やクレジットカードの決済システムを持ったタイプも登場している。

  • 対面キッチン(たいめんきっちん)
  • キッチンに立ったとき、身体がダイニング側を向くプラン。キッチンで作業する人と、ほかの家族とのコミュニケーションが保たれるのが利点。キッチンに対面する形で簡単な食事や配ぜんのできるカウンターを設け、「カウンターキッチン」と称することも。シンクのある作業台を対面させるプランが一般的だが、コンロも対面させる場合、レンジフードの排気量が不十分だとダイニングやリビングに調理の煙や臭気が流れてしまうので要注意。

  • 断面図(だんめんず)
  • 建物全体を垂直に切断した断面を表した図面で、主に建物の高さ寸法を示すために用いる。縮尺は通常100分の1か、50分の1、30分の1など。軒の出と高さ、庇(ひさし)の出と高さ、階高、天井高、地盤面と床高などの寸法、屋根こう配や斜線制限との関係などを書き入れ、主要構造部や基礎の状態を表す。同じように断面を示す図として、より詳細な「矩計(かなばかり)図」があるため、断面図の作成は省かれることも多い。

  • 畳表(たたみおもて)
  • 畳の表面に張る敷物の一種で、藺草(いぐさ)をヨコ糸に、麻糸や綿糸をタテ糸に織り上げたもの。藺草の種類や折り方で質が異なる。国産藺草の主な産地は、筑後(福岡)・肥後(熊本)・備後(広島)・備前(岡山)・土佐(高知)など。独特の色合いや香りを出す「泥染め」を行う伝統的製法と、着色剤を使うケースがある。カヤツリグサ科の七島藺(主に大分県産)を用いた琉球表(青表)は、独特の粗い風合いを持ち、耐久性が高い。

  • ダウンライト(だうんらいと)
  • 天井に埋め込まれる照明器具。直接照明にあたるが、光源に使用するランプやその回転の有無・角度によって利用方法が大きく異なる。スポットライト的に用いるタイプから、かなりの広範囲を照らしだすタイプまである。配線を行う前に選んでおかなければ取付はできない。また、天井のふところの深さによっても利用できる器具が異なる。ランプ交換は容易ではないので、メンテナンスの点からも取付場所や使うランプの種類を考慮したい。

  • ダイニングキッチン(だいにんぐきっちん)
  • 食事室(ダイニング=D)と台所(キッチン=K)が一体化した部屋=DKのこと。いわゆる「DKスタイル」が登場したのは、戦後まもない時期に旧・日本住宅公団(現・UR都市機構)などが開発した公的住宅から。それまで寝起きと食事は同じ和室で行うことが多く、機能分化があいまいだった。DKスタイルの登場で、寝る部屋と食べる部屋が分かれ、食寝分離が実現。狭い室内空間の有効利用やいす式の洋風生活のスタイルが定着した。

  • 断熱補強(だんねつほきょう)
  • 建物の外壁などで、断熱材が連続せずにヒートブリッジ(熱橋)になってしまう部分に、断熱材を補強すること。断熱性能を高めると同時に、結露が出ることを防ぐ。内断熱の場合は、外壁に面した床スラブ、梁、柱、戸境壁などに、室内側に数十cm分の断熱材を張る。これを「折り返し断熱」ともいう。外断熱の場合は、パラペット(屋上の手すり壁)の側面や上部、バルコニーなど(室内側に折り返して断熱する方法もある)。

  • たたき(たたき)
  • 土間の仕上げ工法のひとつで、土やコンクリートで仕上げた土間を意味する。本来は、粘土と石灰と苦汁(にがり。塩化マグネシウム)を混ぜて、板や棒やコテで叩いて締め固めたものを「叩き」または「叩き土間」といい、3種類の材料を合わせるので「三和土」とも書く。セメント、ドロマイトプラスター、土で下塗りをした「黄土叩き土間」などもある。叩き土間用に使う土は「漆喰土」ともいい、三州土、京都の深草土などが知られる。

  • タウンハウス(たうんはうす)
  • 連棟式の低層集合住宅。テラスハウスのような区画された専用庭を持たず、10〜20戸のグループごとに、建物に囲まれたコモンスペース(共同空間)を共有する。一戸建てと同じような独立性を持ちながら、建物を計画的に配置することで、共用庭などの緑豊かなコモンスペースを持つことができる新しいタイプの住宅形式といわれる。所有形態は分譲マンションに近い。コモンスペースの維持管理も、管理組合によって行われる。