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「つ」の不動産用語
  • 吊り戸(つりど)
  • 上枠から戸をつり下げ、横に引いて開閉する形式の戸。下枠(敷居)を省略することもできるので、仕切りを感じさせない一体空間を実現したり、バリアフリーを要求される場合に適している。戸本体にゴムや樹脂製のタイヤを取り付け、上枠に内蔵したレールにつり込む形式が一般的。戸をつり下げるので、戸の重量がある場合も比較的スムーズに開閉でき、大型開口部にも適している。反面、遮音性や気密性に劣るため外部建具には不向き。

  • 土壁(つちかべ)
  • 和風建築の伝統的な仕上げ方のひとつ。竹小舞下地に泥で荒壁を塗ったあとに、土で上塗りした壁の総称。土物壁(土物砂壁)、大津壁などがある。土物壁は、地域ごとに色合いや性質の異なる粘土質の「色土」に砂やスサ(刻んだ麻やわらなど)を加えて水でこねたもの。色土は、じゅらく(灰褐色)、錆土、浅黄などが代表的。単に砂壁という場合は色砂とのりを混ぜたもの。大津壁は、色土に消石灰を混ぜてのりを加えずにこねたもの。

  • 通行権(つうこうけん)
  • 建物を建てて利用するために、他人の土地を通行する権利のこと。いくつかの種類があるが、囲にょう地通行権と通行地役権が代表的。前者は、周りをほかの土地に囲まれて公道に出られない袋地の場合に、周囲の土地=囲にょう地のうち損害の一番少ない場所、つまり公道への最短距離を通行できる権利。後者は、道路には面しているが、より便利な道筋を使うために、他人の土地を通れるように地役権を設定して通行の権利を確保すること。

  • 通気層(つうきそう)
  • 木造住宅の外壁などで、断熱材の外側に外気が通り抜けられるように設けた空間。通気層を設けた作り方を通気層工法(通気構法)という。高気密・高断熱の住宅では、冬季に室内側から外壁に侵入した水蒸気が断熱材の中にたまり、内部結露を起こすおそれがある。通気層を設けて湿気を排出し、構造躯体を乾燥した状態に保つことが大切。通気層の厚さは省エネルギー基準では外壁が18mm以上、屋根通気層が30mm以上とされる。

  • 積立式割賦販売(つみたてしきかっぷはんばい)
  • 割賦販売の一種。土地は持っているが建築資金が足りない場合などに利用するケースが多い。建築会社や住宅販売会社が、購入希望者に事前に一定の金額を積み立ててもらい、予定の金額(通常は建築資金の3分の1程度)になったときに建物を引き渡し、建築代金から積立金を控除した金額を月賦で返済する方式。業者の信用度が重要なので、積立式宅地建物販売業法で業者の許可制や積立金の保全措置などについて規制がもうけられている。

  • つくば方式(つくばほうしき)
  • 契約期間が30年以上の建物譲渡特約付きの定期借地権を応用した「定期借地権住宅」の供給方式のひとつ。建物は耐久性の高いスケルトン(SI)住宅にするので、ユーザーにとっては低価格で良質な住宅を購入できるメリットがある。「スケルトン定借」ともいう。入居者は、当初30年間は定借の持ち家に住み、31年以降は建物を地主に売却して、その売却代金を生かして(家賃相殺契約で)安い家賃で継続して住み続けることができる。

  • 通勤管理(つうきんかんり)
  • 単体のマンションではもっとも一般的な管理形態。管理会社の社員もしくは契約管理員が、会社員と同様にマンションに通って来て、1日勤務する。勤務時間や定期休日も決まっており、「日勤管理」とも呼ばれる。規模が小さいマンションでは通勤日数が週に3〜4日に減るケースもある。管理員の勤務が終わった後の夜間は、管理事務所は無人になる。設備故障など何らかのトラブルがあった時は、管理会社に連絡し対応してもらう。

  • 2×4工法(つーばいふぉーこうほう)
  • 角材の枠に構造用合板を張ったパネルを組み立てて建物をつくる工法。一番たくさん使用される角材の断面の寸法が2インチ×4インチであることから「2×4工法」と呼ぶ。「枠組壁工法」ともいう。2インチ×6インチの角材を多用した場合、特に「2×6(ツーバイシックス)工法」と呼ぶこともある。壁(面)で支えるため、耐震性・気密性に優れるとされているが、そのぶん、窓の位置や大きさなどが制限される側面がある。