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「よ」の不動産用語
  • 養護老人ホーム(ようごろうじんほーむ)
  • 環境的、経済的な理由から自宅で生活することができない65歳以上の高齢者を受け入れる施設。介護保険の対象外。もともとは生活保護法の養老施設の流れをくんでいるもので、主に生活困窮者を対象にしている。また、公的機関の判定に基づいて入所が決定される措置施設に当たる。かつて、老人福祉施設の中では一番多かったが、1975年以降は施設数は横ばいに転じている。入所費用は所得に応じて0〜8万円程度。

  • 予告広告(よこくこうこく)
  • 実際に販売を始める前に、売り出し物件の存在を早めに周知させるために打つ広告のこと。消費者の反応を見て値付けの参考にするという意味もある。不動産公取協の表示規約では、予告広告は、分譲宅地、建売住宅、分譲マンション、新築賃貸マンション(アパート)だけに認められている。広告上に、予告広告であること、価格が未定であること、販売の予定時期、販売開始まで契約や申込ができないことを明記する必要がある。

  • 4時間日照(よじかんにっしょう)
  • 太陽の高度が一番低くなる冬至の日に、主な居住室の日照時間が4時間(北海道は3時間)以上確保されること。旧・住宅金融公庫の融資対象住宅の条件の一つだった。ただし用途地域によって条件が変わる。第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域の場合が4時間以上で、それ以外の地域の場合には2時間以上となる。商業系や工業系の地域では日照が重視されていない。

  • 予定区域(よていくいき)
  • 大規模な開発の計画がある地域を対象に、3年以内に都市計画決定をする地域としてあらかじめ指定する区域のこと。詳細なプランが決まる前に、乱開発や投機的な土地取引などが起きることを防ぎ、適地を確保して事業を円滑に進めるために設けられた制度。都市計画法に基づいて定められている。市街地開発事業や都市施設にかかわる6種類の予定区域がある。予定区域内の土地所有者は建築制限がある一方、買取請求権が認められる。

  • 鎧戸(よろいど)
  • 幅の狭い薄板を一定の間隔で平行に取りつけた扉のこと。「ガラリ戸」「ルーバー(louver)」ともいう。通風や換気をとりながら視線を遮れるように斜め下を向く形で、薄板をつける。この薄板のことを「羽板」または「しころ板」「鎧板」という。外側に付けて雨戸代わりに用いることもあるが、台風などの横から吹き込む風雨は防ぎにくい。なお、ガラス製の羽板を付けた窓で、羽板の角度を調整できるものを「ジャロジー」という。

  • 浴室(よくしつ)
  • 浴槽の他に洗い場が別に付いているのが和風浴室。日本ではこれが一般的。浴槽で体を洗い、他に洗面ボウル、便器が付いていて洗面室としても使えるのが洋風浴室。最近はマンション、一戸建てを問わず、すべて工業生産されたユニットバスが主流。浴室の広さは、ユニットバスの縦横の大きさによって簡略化して表される。140cm×180cmなら「1418」。「1620」は160cm×200cm(=3.2平方メートル)で1坪に近いので1坪タイプともいう。

  • 浴槽(よくそう)
  • 浴槽は深さと形状によって分類される。深さ約60cmでひざを折って入ると肩までつかれる「和式」、45cmぐらいの浅く長い浴槽で寝そべるのに近い姿勢で入浴するのが「洋式」、2つの中間で深さ55cm程度のものを「和洋折衷式」と呼ぶ。最近では縁を広くしたり、浴槽内部に段差を設けて腰掛けられるようにするなど、バリエーションも広がっている。素材はFRP樹脂や人造大理石が主流で、ほかに木製やステンレス、ほうろうなども。

  • 預託金(よたくきん)
  • リゾートクラブ会員権やゴルフ会員権を購入するときに、クラブへの入会金と一緒に支払うお金のこと。入会金は一種の利用権を得るための権利金なので返還されないが、預託金は5〜10年程度の据え置き期間の後に、クラブを退会する際に無利息で返還される。保証金と同じような性格を持つ。ただ、最近は特にゴルフ会員権の業界で、事業者の経営悪化で預託金が返還されないケースも増えている。事業者の信用度のチェックが重要。

  • 鎧壁仕上げ(よろいかべしあげ)
  • 漆喰壁などの左官仕上げのひとつ。壁の表面を平らにするのではなく、板を少しずつずらして張り重ねて鎧のような形に見える仕上げ方。南京下見板張りのように、板やシートを重ね合わせながら張ることを「鎧張り」という。壁の断面は、いわゆる長押挽きといわれる台形になっているため、雨などが吹きつけたときの水切りが良い。雨量の多い土佐地方などの外壁仕上げに多く採用されている。庇のない土塀などにも使われることがある。

  • 容積率(ようせきりつ)
  • 延べ面積を敷地面積で割った値のことである。例えば、敷地面積が100平方メートル、その敷地上にある住宅の延べ面積が90平方メートルならば、この住宅の容積率は90%ということになる。建物の容積率の限度は、原則的には用途地域ごとに、都市計画によってあらかじめ指定されている。さらに、前面道路の幅が狭い等の場合には、指定された容積率を使い切ることができないケースもあるので、注意が必要である。