お問い合わせ

トラストコンシェルジュは不動産屋さんの不便を便利にするために作成された、ホームページを提供しています。インターネット不動産でお困りのことがございましたら、トラストコンシェルジュにお任せください!

「ほ」の不動産用語
  • 保険加入者ホーム(ほけんかにゅうしゃほーむ)
  • 公的な高齢者向け住宅の一つで、簡易保険や厚生年金保険の加入者向けの施設。65歳以上の被保険者が対象。当初は全国に多数の施設を建設する計画だったが、現在は、それぞれ「カーサ・デ・かんぽ浦安」、「サンテール千葉」の1か所ずつしかない。入居金は3000万円前後と公的ホームにしてはあまり安くないが、施設のグレードが高いため人気がある。サービス内容は民間の有料老人ホームと同様のシステム。介護保険の対象。

  • 防災センター(ぼうさいせんたー)
  • 防災・消火設備を一ヶ所で監視・制御して災害の集中管理をする「中央管理室」のこと。火災が発生したときに、早期発見、初期消火、避難誘導などをスムーズに行うために設けられたもので、総合的な防災・消防システムを備えた拠点。「防災監視室」ともいう。建築基準法では、高さ31mを超える高層ビル・マンションや、床面積1000平方メートルを超える地下街などに設置を義務付けている。一定の資格を持ったオペレーターが常駐する。

  • 歩車分離型(ほしゃぶんりがた)
  • 大規模マンションの敷地計画の一つ。複数の棟が配置されている団地内に入るとき、人が歩いてエントランスに行く歩行者路と、自動車が駐車場まで入る車路が別々になっている場合を歩車分離型(人車分離型)という。駐車場スペースを広く確保するには有効。安全性の面では優れているが、駐車場から各住棟のエントランスまでの距離が遠くなることも多く、荷物の出し入れが多い場合や雨の時などはやや不便。車寄せがあると便利。

  • 防犯金具(ぼうはんかなぐ)
  • 玄関ドアから侵入する犯罪を防ぐために、錠前と併用して付ける金具。「ガードプレート」や「ドアボス」などがある。ガードプレートは、外側からデッドボルト(かんぬき)が見える彫り込み錠の場合に、バールなどによるこじ開けを防いでドアを補強するもの。ドアボスは、丁番の軸しんを外してドアごと取ってしまう「ドア外し」を防ぐために、丁番側のドアから出っ張った突起部分をドア枠の穴に埋め込んで固定するもの。

  • ポスト&ビーム(ぽすとあんどびーむ)
  • ログハウスの工法のひとつで、ポスト=柱とビーム=梁をログ材で構成したタイプ。必要に応じて柱と梁に筋かいを組み合わせる。日本の伝統的な工法である軸組工法(在来工法)に似ている構造で、農村の古民家のようなイメージに近い。ほかの工法に比べて丸太の使用量が少ないので、ログハウスのなかでは材料費が一番安くつく。ログ材はハンドカットに使われる太いタイプが多い。壁はしっくい塗り、または木質パネルなどが使われる。

  • 防風層(ぼうふうそう)
  • 木造一戸建ての通気層工法の外壁などで、通気層に面した断熱材の内部に雨水や外気が侵入しないように設ける層のこと。通気性がなくて、防水性が高いと同時に、断熱材に含まれた湿度を排出できるように一定の透湿性を持つことが求められる。透湿性がないと断熱材に内部結露するおそれがある。通常は、透湿防水シート、シージングボード(軟質繊維板)、薄いプラスチック系の断熱材(ポリスチレンフォームなど)が用いられる。

  • 保留地(ほりゅうち)
  • 土地区画整理事業の際に、事業費にあてるなど一定の目的のために、換地として定めないで施行者の手元に残す土地のこと。換地処分後に施行者が取得する。事業の施行前より施行後の宅地価額が増加した場合に、その金額の範囲内で保留地を定めることができる。なお、市街地再開発事業で新設した施設や建物のうち、地権者が取得する権利のある床以外の部分を「保留床(ほりゅうしょう)」という。施行者は保留床を分譲したり賃貸することで事業費を賄う。

  • 保温材(ほおんざい)
  • 建物の床、壁、天井、空調装置のダクト、給湯管などのパイプなどから熱が逃げるのを防ぐための材料。保温と同時に保冷の機能もあるので「保温保冷材」ともいう。素材は大きく有機質系と無機質系に分かれる。有機質系は、コルク、毛、軟質繊維板、発泡プラスチックなど。無機質系は、石綿・岩綿などの天然鉱物、グラスウール・ロックウールなどの人工無機鉱物、珪(けい)藻土・珪酸カルシウムなどがある。形は板状、フェルト状、筒状など。

  • ホワイエ(ほわいえ)
  • 「Foyer」。フランス語でたまり場、団らんの場の意味。劇場・会議室・ホールなどの入口から観客室に至る広い通路空間で、客の待ち合わせ場所、幕間の休憩や歓談、社交の場として使われる。通常は、英語のロビー(lobby)と同義で使われることが多い。ロビーは、ホテルや劇場の入口付属の控室、玄関広間などの意味。マンションの間取りで、廊下に膨らみを持たせて飾り棚などを配した空間に用いることもある。

  • 歩車共存型(ほしゃきょうぞんがた)
  • 大規模マンションで、自動車で駐車場に入る時のアプローチ(車路)と、人が歩いてエントランスに行くまでの歩行者路が共通しているケースを歩車共存(融合)型という。入居している住棟の近くに駐車スペースがあるので、荷物の出し入れや乗り降りには便利。ただ、歩行者と自動車が交差するため、安全性に対する配慮が求められる。通路を曲げたり、ブロック敷きやデコボコを付けたりして、車のスピードを落とす工夫が必要。