お問い合わせ

トラストコンシェルジュは不動産屋さんの不便を便利にするために作成された、ホームページを提供しています。インターネット不動産でお困りのことがございましたら、トラストコンシェルジュにお任せください!

「す」の不動産用語
  • スレート(すれーと)
  • 屋根葺(ふ)き材、外装材に使われる石質の薄い板のこと。自然石の粘板岩や頁岩(けつがん)を薄く剥いだ「天然スレート」と、石綿とセメントを練り混ぜて天然スレートの素材感に似せて成形した「石綿スレート」に分かれる。石綿=アスベストの微細な浮遊繊維は人体に有害なため現在は使用されず、工場加工のスレートは、無石綿スレート(繊維セメント)に切り替わりつつある。瓦に比べて軽量で耐久性があるため、和洋両方の住宅屋根に多用される。

  • スラブ面積(すらぶめんせき)
  • 鉄筋コンクリート造のマンションの床などで、四隅を梁で囲まれたスラブの広さのこと。このスラブ面積が小さいほど、床がたわんだりすることに抵抗できる力=剛性が強い。逆にスラブ面積が大きいと剛性が下がり、盤振動が起きやすくなるため、重量床衝撃音に対する遮音性能は下がる。床スラブを厚くすることでも剛性は高まるが、あまり厚みを増やせない場合には、適度に小梁を入れることでスラブ面積を小さくすることが望ましい。

  • すみだ子育て支援マンション認定制度(すみだこそだてしえんまんしょんにんていせいど)
  • 建築・設備のハード面、管理運営などのソフト面の両面から子育てのしやすいプランニングや工夫がされているマンションを認定し、ファミリー世帯層が住みやすい環境を整備する制度。東京都墨田区が2003年1月から実施している。専有部分と共用部分それぞれの仕様、管理運営や付加価値サービスなど、細かい基準が定められている。一定面積以上のキッズルーム、プレイロットを整備する場合には、費用の一部を助成。

  • スランプ試験(すらんぷしけん)
  • 固まる前のコンクリートの軟らかさを表す用語を「スランプ」といい、そのレベルを調べる試験のこと。スランプコーンと呼ばれる上端のほうが狭い円筒形の容器にフレッシュコンクリートをつめて、コーンを真上に抜き取った時に、コンクリート頂部の高さが何cm下がったかを測定する。数値が大きいほど軟らかく、施工しやすい。一般に建築用は15〜18cmの軟らかめ、土木用は5〜12cmの硬めのコンクリートが使われる。

  • スペーサー(すぺーさー)
  • 鉄筋コンクリートの工事で、型枠の板と鉄筋との間隔、または鉄筋同士の間隔を、適切に保つために用いる。素材は、コンクリート製、鋼製、プラスチック製などがある。設置するか所によって「サイコロ(立方体・スラブ用)」、「うま(逆U字型・スラブ用)」、「ドーナツ(円形・壁用)」などの俗称がある。なお、水平の鉄筋の位置を保持するのは「バーサポート」、型枠の板同士の間隔を保持するのは「セパレータ」という。

  • スプリンクラー(すぷりんくらー)
  • 散水装置(sprinkler)。芝生などに自動的に水まきする設備という意味と、建物の火災を防ぐための「自動散水消化器」という意味がある。ヘッドの機能によって閉鎖型と開放型に分かれる。住宅用スプリンクラーは閉鎖型が基本で、さらに湿式タイプと予作動式タイプに分かれる。湿式タイプは、給水管とスプリンクラー配管が直結していて、常に水が充満しているもの。予作動式は、感知器の信号で配管内に水を導くもの。

  • スプロール現象(すぷろーるげんしょう)
  • 都心部から郊外へ無秩序・無計画に開発が拡散していく現象。「sprawl」の原義は、不規則に広がること。大都市への人口集中や地価高騰が原因で起こる。もともと農地や林地だったエリアで地主等が土地を切り売りするため、利便性の高い幹線道路や鉄道沿いを中心に虫食い状にミニ開発が進む。道路・公園・上下水道などのインフラの整備が後追いになり、居住環境としては好ましくない。農地や自然環境の荒廃にもつながる。

  • スパイラル筋(すぱいらるきん)
  • 鉄筋コンクリート造の建物の骨組みなどに使われる鉄筋のひとつで、継ぎ目なく螺旋状に巻かれたタイプ。柱や梁がずれて壊れるのを防ぐ、せん断補強用鉄筋などとして用いられる。柱の主筋に巻きつけてフックでとめる従来型のフープ(帯金)に比べて地震に強いとされる。フープを継ぎ目のないリング状にした溶接閉鎖型筋も強度は高いが、いちいち鉄線で主筋に結束する手間がかかる。スパイラルは結束が不要で工期が短い。

  • スパムメール(すぱむめーる)
  • サイトの宣伝や商品の広告、ビジネスの勧誘、さらには詐欺まがいの情報、「不幸の手紙」、そのほか善意を装ったデマのチェーンメールなど、不特定多数に対し送りつけられる電子メール。スパムメールの送信は、受信側の意図とは無関係に行われるため、一般に悪質な迷惑行為とされる。また、同内容のメールを一度に大量配信するため、インターネットの公共回線に負荷をかける点も問題視されている。ジャンクメールとも呼ばれる。

  • ステップ返済(すてっぷへんさい)
  • 初めの返済額を抑えて、段階的に返済額を上げていく返済方式。元もとは、当初5年間の返済額を軽くして6年目以降にアップする形で住宅金融公庫が導入。一時期「ゆとり返済」という名前で6年目に急激に返済額が上がるしくみに替えたが、時流に合わず廃止された。現在は、返済額の上がるステップ数、金額などを選べる新しい形のステップ返済を扱っている民間金融機関がある。確実に収入アップが見込める人向き。