政府は、例年４月に開かれる首相主催の、
「桜を見る会」を２０２０年度は中止することを決めました。
野党が「税金の私物化」として徹底追及する構えを見せていることを踏まえて、
中止発表で機先を制する狙いが見えます。
桜を見る会をめぐり、野党は首相の後援会関係者が多数招かれているとして連日追及されていました。
今年は参加者1万8200人、支出額5520万円となっており、
2014年時と比べて、参加者数が33％、支出額に至っては84％も増えています。
参加者総数が増加した背景は、招待者数が増加が考えられます。
2014年は1万2800人が招待され、2019年には1万5400人に招待状が送られたそうです。
また招待者の配偶者なら参加することができます。
2014年には900人の配偶者が参加したのに対し、2019年にはその３倍強の2800人も参加したことになります。
公的セレモニーの名前の下でお友達を呼んで飲ませて食わせて有名人と写真を撮らせる。
当然の事が指摘された結果です。
