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「せ」の不動産用語
  • 潜熱回収型給湯器(せんねつかいしゅうがたきゅうとうき)
  • 高効率のガス給湯器。従来のガス給湯器では熱効率が80%で残り20%は排気ロスになっていた。これに対して潜熱回収型給湯器は、排ガスに含まれる水蒸気が水に戻る時に放出される凝縮熱=潜熱を、耐腐食性に優れた金属製の二次熱交換機を用いて回収・再利用することで、熱効率を95%まで高めた(暖房機能を利用する場合は89%)。ガスの使用量も13%削減できる。潜熱を回収する方法を「コンデンシング技術」ともいう。

  • 生活支援サービス(せいかつしえんさーびす)
  • 在宅の高齢者が介護に頼らずに自立した生活ができるように支援するために、市町村が行う保健福祉サービスのひとつ。介護保険の円滑な実施を促進するために設けられた。配食サービス事業、外出支援サービス事業、寝具洗濯乾燥消毒サービス事業、軽度生活援助事業、住宅改修指導事業、訪問理美容サービス事業、グループリビング支援事業など、一定の生活支援事業に対しては、国が2分の1、都道府県が4分の1の助成を行う。

  • セントラルクリーナー(せんとらるくりーなー)
  • 建物にビルトインされた掃除機器。モーター内蔵の動力部とゴミがたまるダストケース、配管をあらかじめ建物本体に組み込み、各部屋の差し込み口にホースを差し込んで、吸い込んだゴミを配管から本体に集める仕組み。掃除のときに掃除機本体を運ぶ必要がなく、排気もパイプを通じて行われるためほこりを舞い上げない。本体は20万円前後。取り入れる場合は本体や差し込み口を効率よく配置するため設計段階で計画することが必要だ。

  • 専用部分(せんようぶぶん)
  • 建物の中で、契約の当事者や管理者がもっぱら一人で使用してもいい部分のこと。賃貸住宅やビルなどの場合に契約の対象となる部分を「専用部分」と呼ぶことが多い。分譲マンションのバルコニーや専用庭などは特定の区分所有者だけが使用するが、これは「専用部分」ではなく、厳密には「共用部分の専用使用部分」という。住居や事務所などの特定用途に使う部分を指すときに「(住居)専用部分」のように省略して言う場合もある。

  • センターコア(せんたーこあ)
  • マンションの住戸内にあるキッチン、浴室、トイレ、洗面室などの水回り部分を設備コアと呼ぶ。これらの設備コアが、住戸の真ん中に集まったタイプをセンターコアという。1ヶ所に集めることで家事動線が短くなり、単純化する。また、給排水の縦管を節約することができるので建築コストを抑えられるメリットもある。最近の3LDKはセンターコア型が多い。浴室とキッチンを離れた位置にするタイプをダブルコアと呼ぶこともある。

  • 専用使用権(せんようしようけん)
  • マンション等の共用部分のうち、バルコニーや専用庭など特定の部分について、ある区分所有者が専用で使える権利のこと。専用使用権があるといっても、勝手にバルコニーを囲ってサンルームにしたり、専用庭に倉庫を作ったりすることは許されない。避難通路としても利用されるので、住民の共有財産として良好に管理する義務がある。他に専用使用権としては、玄関ドアや窓のサッシなどがある。駐車場は専用使用権の対象にならない。

  • 善管注意義務(ぜんかんちゅういぎむ)
  • 「善良なる管理者としての注意義務」の略。他人から借りたり預かったり、管理を任されているものを、職業上や社会通念上、客観的に期待される程度の注意をもって扱うことを求められること。民法で定められた義務の一つ。注意義務を怠って何らかの損害や損失を与えた場合は賠償責任を負う。「自己の財産におけるのと同一の注意をなす義務(自己同一注意義務)」よりも重いが、保管する対象によって注意すべき内容やレベルは異なる。

  • 洗面化粧台(せんめんけしょうだい)
  • 洗面ボウルを組み込んだアンダーキャビネットと、鏡付きの収納キャビネットを一体に組み合わせた、ユニット型の洗面台。間口60〜100m2程度のものが主流。水ハネしにくく、小物の手洗いなどにも適している大型のボウルを用いたものが増えている。シャワーヘッドを取り付けた、洗髪にも使えるタイプも普及。ボウル下に足が入るようになっていて座って使えるもの、アンダーキャビネットに電気温水器を組み込んだものなどもある。

  • ゼネコン(ぜねこん)
  • 総合工事業者、または総合建設請負業者を意味するゼネラル・コントラクター(general contractor)の略。建築一式を請け負う業者のことで、特定分野の専門工事をする建築業者=コンストラクター(constructor)とは違う。土木、道路舗装、建築など、あらゆる建設工事をカバーする売上高上位数社がスーパーゼネコン。住宅関連では、大小のマンションや大規模開発を手がけ、売主を兼ねることもある。

  • せん断補強筋(せんだんほきょうきん)
  • 地震の揺れなどで建築部材がずれて切断される「せん断」による破壊を防ぐために使われる鉄筋。柱や梁のような建物の構造を支える軸が曲がらないようにする鉄筋を「主筋」といい、この主筋に巻きつけて束ねる形で「せん断補強筋」が使われる。柱の主筋に水平につけるものを「帯筋」や「フープ」、梁の主筋に垂直につけるものを「あばら筋」や「スターラップ」という。高強度せん断補強筋にスパイラル筋や溶接閉鎖型筋がある。