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「か」の不動産用語
  • 管理事務室(かんりじむしつ)
  • マンションの管理員が受け付け業務をしたり、各種業務の合間に待機するための控室。管理形態やマンションの規模に関係なく管理事務室(管理員室)は必要。マンションの設計図書や、管理組合の総会や理事会の議事録などの書類関係を保管しておく場所でもある。小規模マンションでは、清掃用具などを置く倉庫を兼ねていることも。複数の棟が集まった大規模マンションでは、独立した共用棟に管理センターを置いているケースも多い。

  • ガラスブロック(がらすぶろっく)
  • 四角いガラス2枚をモルタルなどで接合して、箱型にしたブロックのこと。内部は中空状態。ガラスの表面は平らで、内側は各種の模様をかたどった歯形の凹凸があり、色もさまざま。入射光が拡散・屈折したり、選択透光することで、室内側に変化のある光が入る。視線を遮りながら壁面からの採光をとりたいときなどに用いる。床に使うこともある。遮音性はあるが、室内側に輻射熱が発生する可能性があるので使用部位には注意が必要。

  • 瑕疵(かし)
  • 取引をした建物が本来備えているべき品質や性能を欠いている状態のこと。いわゆる欠陥、キズモノを意味する法律用語。故意の手抜き工事でなくても瑕疵(かし)が発生する場合があるが、入居者の使用上のミスによる故障や経年変化による劣化は瑕疵とはいえず、その区別は必ずしも明確ではない。欠陥トラブルが起きた時も瑕疵か否かの認定が難しい。また、売買契約で買主の知り得ない隠れた欠陥があった場合のように法律上の瑕疵もある。

  • 元利均等返済(がんりきんとうへんさい)
  • 住宅ローンの返済方式の1つで、元金と利息を合計した返済額が一定になるタイプ。毎月の返済額が変わらないので、計画的な返済が可能になる。ただ、各回の返済額の内訳、つまり元金と利息の割合は右図のように変化する。返済が始まった当初は利息の占める割合が高く、返済が進むにつれて利息分が減って元金の割合が高くなる。元金の減り方が遅いため、初期のころに売却すると、ほとんどローン残債(残っている元金)が減っていない。

  • 鴨居(かもい)
  • 購入したり新築した住宅に、引き渡しの時には気づかなかった欠陥=瑕疵があった場合に、一定の期間中に売主や施工会社の責任を追及できること。売買契約では、瑕疵を知ってから1年以内なら売主に損害賠償や契約解除を要求できる。請負契約では引き渡し後、5年間(マンションなどは10年間)は施工会社に修繕・補修の請求が可能。従来はこの期間を特約で短縮していることが多かったが品確法で長期保証が義務づけられた。

  • 崖崩れ(がけくずれ)
  • 豪雨や地震などの影響で台地や段丘などの急な傾斜地が崩れる現象。山腹の斜面が崩壊するのは「山崩れ」という。突発的、局所的に起きる。崖崩れなどの被害が予想される危険区域について定めた「急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律(急傾斜地法)」では、こう配が30度以上の土地を急傾斜地と定義している。特に集中豪雨や長雨がきっかけで起きるケースが多く、総雨量が100mmを越すと発生件数が急増する。

  • 管理(かんり)
  • マンションの管理には2つの要素がある。1つは建物のメンテナンスのことで、共用部分に当たる建物や設備の日常的な保守点検や清掃など。管理費などにかかわる会計業務や、何年かに1度実施する長期修繕の計画を立てたり、実行するのも管理業務の一つ。2つめは、ペットの扱い、ゴミの出し方、駐車・駐輪場の使い方など、共同生活のルールについての問題。管理規約や使用細則を見直したり、トラブルに対処することなども含まれる。

  • 壁量(かべりょう)
  • 建物の平面図のなかで、地震や強風に対して抵抗するのに必要な耐力壁の長さのこと。東西方向、南北方向、それぞれの方向ごとに出す。ある方向の壁量を床面積で割った値を「壁率」という。木造の場合、材料や仕様によって耐力壁の強度が変わるため、壁率計算には同じ強度の壁量に調整する必要がある。その調整に用いる数値が「壁倍率」。また、建物の階数や荷重の大小に応じた必要壁率が建築基準法施行令46条の規定にある。

  • 換地(かんち)
  • 土地区画整理事業で、整理前の土地に代わって整理後に交付される宅地のこと。公共用地の分だけ減歩し、場所が移る。事業の前後の位置や地積、環境、利用状況を考慮して換地計画が定められる。計画通りに工事が完了した後に、関係権利者に対して土地を割り当てることを「換地処分」、換地処分の前に、工事の都合で換地の位置や範囲を仮に指定することを「仮換地」という。事業の前後で土地の評価に不均衡がある場合の清算金もある。

  • 壁式構造(かべしきこうぞう)
  • 壁面や床板などの平面的な構造材を組み合わせた、柱を持たない箱状の骨組のこと。板状の薄い壁梁は付くが、柱や梁型が室内に出っ張らないので、すっきりした空間ができる。ただし、壁で構造を支えるために、室内空間に耐力壁(構造壁)を設ける必要があり、ラーメン構造に比べると空間構成の自由度は低く、大空間はできない。通常は、鉄筋コンクリート造で5階建て以下の中低層マンションに多い。規模も比較的小さい。