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「た」の不動産用語
  • 担保評価額(たんぽひょうかがく)
  • 金融機関が融資をするときは、借り手が返済不能になっても資金を回収できるように担保を取るのが一般的。このうち不動産などの物的担保に、融資額に見合う価値があるかどうか評価することを「担保評価」という。不動産の担保評価額は、地価や建築費、中古マンション相場、賃料相場、借家権の有無などを基に割り出す。そのため必ずしも実際の売買価格と一致するとは限らない。売買価格より担保評価が低いときは融資額が減ることも。

  • 断熱材(だんねつざい)
  • 室内と室外の間で、熱が出たり入ったりすることを遮るための材料。熱が伝わりにくい素材が使われる。一戸建てでもっとも多く使われているのはグラスウール。同じ無機繊維系のロックウール、発泡プラスチック系のポリスチレンフォームや硬質ウレタンフォームなどもある。マンションでは現場発泡の発泡ウレタンが一般的。この他、木質繊維系のインシュレーションボード、少し高価だが自然素材の綿、羊毛などの断熱材も出ている。

  • 短期賃貸借契約(たんきちんたいしゃくけいやく)
  • 金融機関などが担保物件として抵当権を設定した不動産を借りるときに行う3年以内(家屋の場合。土地は5年以内)の賃貸借契約。その不動産が競売で落札され明け渡しを求められると、通常は落札者に所有権が移転してから6か月の猶予期間中に立ち退かなければならないが、短期賃貸借の場合は契約期間内は住み続けられる。これを「短期賃貸借の保護制度」(民法)というが、2004年4月に廃止された。

  • 炭化コルク板(たんかこるくばん)
  • コルク樫やアベマキの樹皮を砕いた粒を型にいれて、熱と圧力を加えて板状に焼き固め、表面を炭化させたもの。コルク自身の樹脂で固めるため、接着剤を使わずに成形することができる。断熱材、防湿材、吸音材として使われる。調湿作用もある。単なる「コルク板」の場合は、コルク粒に、鋸クズ・麻クズ・接着剤などを加えて加熱圧縮したもの。薄手のものは「コルクタイル」ともいい、弾力性があるため床材などにも使用される。

  • 建物買取請求権(たてものかいとりせいきゅうけん)
  • 借地に建物を建てて住んでいる借地人が、借地契約の期限が来て土地を明け渡さなければならなくなった時に、地主に対して建物を時価で買い取るように請求できる権利のこと。建物買取請求権があるのは、双方の合意解除の場合、借地人に更新の意思がない場合、地主に正当事由があって更新拒絶や解約申し入れをした場合など。借地人の地代不払いや重要な契約違反などによって解除される場合は、地主は買取に応じなくても構わない。

  • タウンモビリティ(たうんもびりてぃ)
  • 高齢者や障害・病気・ケガなどでスムーズな移動ができない人たちに、商店街や商業施設が、電動スクーターや車いすを貸し出して買い物や散策ができるようにする「外出支援」の取り組み。街の中心部などに移動器具の貸し出し拠点=モビリティオフィスを設け、ボランティアによる介助等を行う。街のバリアフリー化、商店街の売上アップなどの経済効果もある。英国で1979年に始まった「ショップモビリティ」を応用したもの。

  • 代償分割(だいしょうぶんかつ)
  • 相続で遺産分割をするときに、特定の相続人が自分の相続分以上の財産をもらうかわりに、ほかの相続人にはその代償として金銭を支払うという分割方法。たとえば相続財産が、事業用の不動産、一団の農地、同族会社の株式などのように、相続分に応じて現物分割したり、売却して換価分割することが難しい(または好ましくない)場合に適用される。また代償分割は、相続税の節税や相続人間の税負担を公平にするための方法としても使われる。

  • 宅建業免許番号(たっけんぎょうめんきょばんごう)
  • 不動産会社は、事務所の見やすい場所に免許事項を記載した標識を掲示することが法律義務。この標識の最初に「国土交通大臣免許(1)○○号」「東京都知事免許(9)××号」と出ているのが免許番号。複数の都道府県にまたがって事務所がある場合が国土交通大臣免許、1つの都道府県内にある場合が都道府県知事免許。カッコ内の数字は免許の更新回数を示す。更新は1996年以降は5年に1度、それ以前は3年に1度の間隔。

  • タイル(たいる)
  • 粘土や特定の鉱物などを焼いて板状に成形した陶磁器製品のこと。素地の質や製法によって、磁器質(素地が堅く締まって、たたくと金属音がする)、せっ器質(磁器に次ぐ堅さ。不透明)、半磁器質、陶器質(有色不透明でたたくと濁音)があり、この順に吸水率が高くなる。用途は、内装・外装用、床用、モザイク用など。壁や床に張り付けて使用する小片を総称していうこともあり、アスファルトタイル、プラスチックタイルなどもある。

  • 耐久性(たいきゅうせい)
  • ある材料が外部からの物理的・化学的な影響に対して、どれだけ長く抵抗できるかを示す性能のこと。「durability」、長持ちする力。建築物では柱や梁、壁などの基本構造部分の耐久性と、設備配管などの耐久性が異なる。材料の選定や設計のしかた、維持管理の善し悪しなどでも耐久性が変わってくる。品確法の住宅性能表示制度では、耐久性に相当する項目として「劣化の軽減に関すること」で「劣化対策等級」を定めている。