1階あるいは2階の屋根との間にできた空間を収納として利用したもの。折り畳みはしごなどを利用して出入りする。屋根のすぐ下にあたり外気温に左右されやすく環境条件がよくないため、大切なものや高価なものは避けたほうが無難。屋根面や外壁面に断熱材を入れる方法もある。出し入れの手間が大変なので頻繁に使うものは収納しないほうがよい。スキー用具やクリスマス用品、子どもの学校時代の思い出などの収納場所に活用したい。
高齢者が安心して優良な賃貸住宅に住み続けられるための措置などについて定めた法律。正確には「高齢者の居住の安定確保に関する法律」という。3つの柱からなる。1)高齢者が円滑に入居できるように、高齢者の入居を拒まない民間賃貸住宅の登録・閲覧制度の創設。2)バリアフリーなど、高齢者向けの賃貸住宅の建築・改良を支援する。3)終身建物賃貸借・期限付死亡時終了建物賃貸借の契約の創設。2001年8月5日に施行された。
都市における集合住宅の一つの型式として、個多生活のプライベートな領域の他に共用生活スペースを設けた協同居住型集合住宅のこと。もともとは北欧で生まれた居住スタイルと言われている。複数の家族が共同の台所等を使い、家事・育児を分担し、助け合うスタイルがつくられる。
住宅地の道路整備手法のひとつで、歩行者の安全性や快適性を重視した構造の道路づくりに対する通称名。車道部分が蛇行(クランクやスラローム)するように場所によって歩道の幅を変化させることで、自動車のスピードを抑える。歩車道を区分しているタイプが多いため、ボンエルフと似ているが同じではない。フォルト(植樹桝)等の障害物を置いて道路を屈曲させる路面共有型もあるが、道路交通法等との兼ね合いで実現しにくい。
住宅の壁や床などを通して熱が伝わらないように、室内と室外をエネルギー的にはっきり区切ることを「断熱」という。断熱工事によって、熱エネルギーの行き来が少なくなった状態が「高断熱」。高断熱住宅では、冬は室内の暖かい空気が逃げにくく、夏は外の暑さが室内に伝わらず、冷暖房効率も高い。また、きちんと断熱化すれば家全体の温度差が小さくなるので、冬場、寝室からトイレに行くと急に寒さを感じるようなこともなくなる。
毎年1月1日現在において、土地・家屋等を所有している者に対し、市町村が課税する地方税のことである。不動産の所在地の市町村が課税の主体となるので、実際の徴収事務は市町村の税務担当部署が行ないる。固定資産税の納付方法については、年度初めに市町村から土地・家屋の所有者に対して、固定資産税の「納税通知書」が送付されてくるので、それに従って年度内に通常4回に分割して納付することとされている。
土地・建築物を共有し居住することを前提に、入居予定者が事前に組合を結成し、その組合員による協同建設方式で造られた住宅のことをいう。土地の入手から建物の設計・建設・管理等における諸問題をその組合で対処していきますので面倒な作業はたくさんありますが、組合による方向性などがだせ、オリジナルティーあふれた住環境を演出できる。
高度地区は、用途地域の中で定められる地区である。高度地区では、市街地の環境維持のために建築物の高さに最高限度が設定される。またごく少数ではあるが、土地の利用を促進するために、建築物の高さの最低限度を定める高度地区も存在すする。
公道とは、私道に対する言葉であり、公道とは一般的には「道路法上の道路」(国道、都道府県道、市町村道)と同じ意味である。
登記所(法務局出張所などのこと)に備え付けられている地図であって、土地が一筆ごとに書かれており、土地の形状や隣接地との位置関係が一目でわかるように作られたものである。登記所で閲覧し、写しを取ることができる。